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2024.02.09
差を差で割る
皆さん、耕知塾のマルタです。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
いよいよ高校入試も本番に近付いてきています。受験前の心得的なことは以前にコラムに書いたのでそちらを参照していただくとして、今回は算数や数学、理科にわたるまでの基本的な考え方の紹介をしたいと思います。
「数字を差でとらえる」という考え方です。たいていの数字はすでに差の値が提示されていて、その数字の裏に書いてあるはずの「-0」を意識できないことが多いのです。「-0」を意識すると他の問題で、数と数の差を考えないといけない場合に対面しても違和感なく数字の差を扱うことが出来るようになります。とても簡単なことなのですが、なかなか慣れないとそういう発想をしないで問題に取り組んでしまうのでもったいないなぁと思ってしまいます。
難しい(と考えられている)問題でも数字の差を意識するだけで、「差を差で割ればいいんだ」などと意外とあっさり出来てしまう問題が多いのです。差を意識出来たらだんだんその差の意味も考えてみましょう!
この考え方は将来微分をやるときにも出て来ます(=物理の力学でも出て来ます)ので早めに慣れていると「また差の問題ね」という感覚で出来るようになると思います。一度、出来なかった問題の数字の差を考えてみて出来るようになるかやってみてください!