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耕知塾コラム

  • 耕知塾
  • 2022.02.13

    耕知塾の千田周平です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。

     

     

     

     

    2月。受験シーズン真っただ中です。今回は、かれこれ10何年も前でしょうか、私の高校受験の話を書きます。

     

     

    2月13日。

     

    まさに今日ですね。第1志望の高校の受験日でした。

     

    かなりのチャレンジ校だったので、本当にミスなく全てを出し切らなければ合格は厳しい水準でした。試験順は国語、数学、英語、理科、社会。

     

    国語はまずまずだったのですが、数学は取りに行った問題をことごとく解ききれず、内心ではこの時点で勝負ありでした。それでも何とか英語、理科とつなぎ、最後は社会。

     

     

     

    中3の夏以降、社会は本当に追い込んでいました。思い入れもあり、気合は入っていました。しかし、ある設問が分からなかった。いや、分からなかったというか、なんとなく分かるのだけど、勉強が不十分であいまいになっていた、といいましょうか。

     

    「まだまだ勉強が足りてないよね?」

     

    こんな風に言われているような気持ちになったのを今でも思い出します。

     

     

    その設問は、「アテルイ」と答える問題でした。

     

    平安時代初期あたりに活躍した東北地方の長ですね。なんとなくは分かったんです。しかし私は何と答えたでしょう。

     

    「アルテイ」

     

    ああ、テスト後正しい答えを知ったときも気持ちは、いまでもありありと思い出します。私は「ルテイ」と覚えていたのか・・・。

     

     

     

    受験が終わっても、なぜかこの問題が忘れられず、アテルイ、アテルイ、・・と頭の中をめぐっていました。それからなぜか「阿弖流為」という漢字も覚え、何度も書きました。

     

     

    高校生になってから、目のつくところに「阿弖流為を忘れない」という言葉を書き残し、アテルイそのものだけでなく、あの悔しさを忘れないようにしていました。これこそ私の財産です。

     

     

     

     

    さて、受験生の皆さん。

     

    一生懸命やってそこで出た結果は、合格でも不合格でも、自分の中に刻み付けられます。最後まで全力で頑張ってください。

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