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2021.07.17
皆さん、耕知塾の千田和昭です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
■ 耕知塾は集団指導にこだわります
耕知塾は開業以来、一貫して1クラス10名程度の少人数の集団指導を続けている小規模塾です。世の中では、最近(特に10年くらい前から)生徒各自の事情に合わせて指導できるメリットがあるということで個別指導の塾が増えています。それまで集団指導だった塾も個別に切り替えたり、大手塾も個別部門を作ったりして、個別指導が一種のトレンドになっています。私たちがそういう流れに逆らって(取り残されて?)、集団指導の形式をひたすら守り続けているのには、私たちなりの理由があります。
切磋琢磨という言葉があります。人間は社会的動物なので、周囲の人的環境が良いと、人はお互いに刺激し合って、個人で努力していた時よりも大きく進歩するということです。生徒の学力を着実に伸ばしていくためには、前向きに勉強に取り組む良い雰囲気の集団の中で、お互いに刺激し合うことが大切です。良い学校へ入学したいと考えるのも、良い人的環境の中で刺激を受けて自分を成長させたいということでもあると思います。
■ でも先生は大変
しかし、教師が授業を通じてそういう良い雰囲気の集団を形成するのは、簡単ではありません。色々なことに興味を持つ生意気盛りの年齢の生徒たちを、勉強に前向きに取り組む良い雰囲気の集団に変えること。それはまさに言うに易く、行うに難しです。
教科についての専門知識を持っているだけでは不十分で、「君たちの学力を伸ばしたいのだ」という熱意が伝わらないとうまくいきません。また、生徒たちのコンディションに合わせて、その場その場で教え方を工夫するセンスも要求されます。
最後に、これが一番大切だと思われますが、生徒各自の状態を把握するために、いわば生徒に向けたアンテナを張り巡らさせていなければなりません。
「A君はOKだ」「Bさんはここでつまづいている」など・・。
集団指導という形式だけれども、一人一人の生徒に責任を持つ姿勢というか感性が何よりも必要です。
■ 生徒も先生も一緒に頑張る
このように、より良い集団指導を行っていくためには、個別指導の場合には要求される以上のものが必要かもしれません。アナログ路線の耕知塾の教師たちは結構大変です。
しかし、そのように奮闘する教師たちのもと、生徒たちが切磋琢磨して前向きに取り組んだとき、成果は時にとても大きなものになります。
まもなく始まる夏期講習においても、先生たちは持てる力をフルに発揮して頑張るので、生徒の皆さんも一緒に頑張りましょう。