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2023.04.15
皆さん、耕知塾の大澤です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
私がこの塾で働くようになってから、5カ月が経ちました。入社から今まで、耕知塾で働いて素晴らしいと思うことは、講師が皆授業が始まるギリギリまで、骨惜しみせず本気で授業の準備をしているということです。
先輩講師の授業直前の準備を見ていると、授業開始に向かって集中が高まっていく人、ゆるゆると淡々と準備をしているように見える人さまざまですが、共通しているのはその静かさです。そして、授業を良いものにしたいという一種の執着です。「ギリギリまで準備をしているなんて全然よくない、もっと余裕を持って準備すればいいのに」と思われるかもしれませんが、今日の授業のためだけの狭い準備だけでなく、先輩講師たちは日常的にどんな授業にすれば良くなるかということを考えながら生活しているのを感じます。だからこそ、そのすべてが授業という一点に向かって集約されていくのが、傍から見てわかるのだと思います。
子ども達に「これからテストやるよ!」というと、ある程度準備をしてきて到達点が見えている子は、そのわずかな時間に、自分の中の到達点に向かって集中していきますが、何も準備をしていない、どこが到達点なのかわからない子は、何をしていいかわからずぼーっとしていたりします。そのわずかな時間からも、その子が過ごしてきた時間が見えます。
私はというと、授業前にまだぼーっとしたり、反対にバタバタしたり、当然授業も「今日はよくできた!」と思える日はなかなかありません。先輩講師の姿勢に少しでも近づけるように、四苦八苦しながら授業の準備、そして自分に向き合う毎日を送っています。