耕知塾コラム

2021.05.08

心・技・体

 

皆さん、耕知塾のマルタです。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。

 

時々、勉強やる気が出ない との声を生徒から聞くことがあります。たいていの場合は対応するに充分な時間がないので軽いやる気体操を教えます。

 

勉強するには準備が必要です。勉強を始めたからと言ってすぐに出来るようになる訳ではありません。この勉強の準備をととのえることがやる気を出すコツなのかもしれません。

 

よく武道で聞く言葉に「心・技・体」がありますが勉強の準備にもこれが当てはまるのではないかと思います。

 

勉強の準備に必要な「心」は神経活動をいかに上手くととのえることが出来るかだと思います。少し具体的にすると、自律神経をととのえることが必要です。自律神経は交感神経と副交感神経で成り立ち・・・・・・と神経の話をしだすと難しくなるので、ちょっとわかりやすくすると、起きている状態と寝ている状態はそれぞれの人で好いバランスがあるので、きちんとバランスをととのえてから勉強をしないと非常に効率が悪くなるのです。一番簡単なの例としては、寝不足中に勉強しても頭に入らないという事です。

これがいろんな場面で同様にバランスを保っていなければならないことがあるのです。ゲームのし過ぎは交感神経の使い過ぎ。寝過ぎは副交感神経が活動しすぎ。緊張しすぎやリラックスも過度になると自律神経のバランスが保てなくなるのです。集中も休憩を挟まないと、集中力は保てなくなります。一日一日の生活は、この自律神経をバランスよく整えていく作業なんだと感じながら生活すると「あ、これは神経に負担を与え過ぎだな」とか気づき始めるものです。

 

長くなってしまったので勉強の準備に必要な「技」と「体」についてはまたいつか（予定は未定）にしたいと思います。簡単に要約すると「技」は基本問題をいかにしっかり頭にたたき入れるかで、「体」は長く勉強するための物理的な姿勢、筋肉のことについてです。

 

心・技・体をととのえて勉強に臨みましょう！