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2022.07.03
耕知塾の千田周平です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
皆さんは、いじめにあったことがあるでしょうか。
いじめとまで言わなくても、嫌な思いをした、惨めな思いになった、なんてことは頻繁にあることでしょう。
例えばいじめにあうと、今まで普通に接してくれた友人でも、態度がそっけなくなり、自分の周りからどんどん離れていくことさえあります。そんなときは、居場所を失ったような気持ちになるものです。
しかし私は、いつの日からか、たとえ周りの「人」が全て自分の敵に回ったとしても平気だなと思えるようになりました。
なぜなら、周りの「人」が全て敵だとしても、まだ自分の味方でいてくれる存在がいると気付いたからです。
それは、たとえば花です。そして鳥であり、風であり月です。
(つまり、私の好きな四字熟語とは「花鳥風月」です。花鳥風月とは本来、「自然」の美しい景色を象徴的に表した言葉です。)
さて、話を戻しますと、私にとって、周りの「人」が全て敵だとしても、まだ自分の味方でいてくれる存在とは、「自然」なのです。「自然」はいつも私たちの周りにいて、変わることなく私たちの心を癒してくれます。
私自身、そう思えるようになってから、周りの「人」の目を気にせず、自分らしく生きれるようになってきました。そして、自分は本当はどんな人生を送りたいのか、という根本的な問いに取り組むこともできるようになりました。
何か困ったことが起こった時、嫌な思いをした時、さらに言えば、「自分が何をしたいのか分からない」なんていう時は、周りの「人」に振り回されていて、自分の気持ちに意識が向いていないのが原因であることが多いです。
そんなときは一度、学校や塾、あるいは家族といった「人」の集まり(=社会)のことは一旦忘れ、「自然」すなわち、花を見つめ、鳥を眺め、風を受け、月を感じてみてください。