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集団なのにひとりひとりに手厚い塾

耕知塾コラム

  • 耕知塾
  • 2021.10.16

    皆さん、耕知塾の田村です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。

    「ごんぎつね」という物語があります。ご存知の方も多いと思います。いたずら者のきつね、ごんが悪さのお詫びに兵十に栗を持っていき、誤解した兵十に火縄銃で撃たれてしまう話です。大人の私としては兵十とごんの心の交流や、兵十の感じる無念さや悔いを自分のことと重ね合わせて読みます。小学生の生徒も、ごんをかわいそうに思い、兵十の気持ちを追体験して、その行動を理解しながら読んでいくのでしょう。

    さて、ところでこれを塾の国語の読解問題としてみたらどうでしょう?私はこういう物語の文章は、心がけて問題のための文章としては扱わないようにしています。単なる国語の問題として“受け身に読む”のではなく、読んでいるうちに人物の気持ちに近づき、物語のストーリーに入り込んで読めていた、そういう体験をさせたいと思っているからです。こういうのめり込んで読む体験は『集中力』を養うことに繋がる。だからこそ、問題選びは大切なのだと思っています。そして例えば児童作家「椋鳩十」の物語に良い文章があります。カワウソの母子とかりうどの物語、「金色の川」の一節で、母カワウソが人間のわなにかかってしまうシーンでは「カワウソどうなっちゃうの…」と感想を言って、続きを知りたがってくれる。動物であることで生や死を直截(ちょくせつ)に伝えることができるからかも知れない。読解問題であっても、『良問』を読む時、文章の力に助けられて深く読み、その内容を追体験する。この集中力、深く読むことが“国語”の始めの一歩だと思う。

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