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2020.03.07
みなさん、耕知塾の丹野です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
都立高校受験の結果が出ました。
出来るなら全員受かってほしい。そのような思いで報告を待っていました。
今年も晴れやかな表情の生徒、惜しくも涙をのんだ生徒、どちらもいました。
「いつもの力を出す」これが私たちにとって一番難しいことであると毎年感じさせられます。
一方、私はある程度年齢を重ねて「新しいこと」を覚えていくことから遠ざかっているな、と年々実感しています。さらには、それらを取り込むエネルギーもなくなっていることにも気が付く毎日です。
まことに私事でありますが、昨年からお弁当作りことに挑戦しています。出勤の日は基本毎日です。あまり手の込んだものは出来ないので、ご飯を詰めて、おかずになりそうなものを焼いたり茹でたりしています。最初は高校生の時に使用していた弁当箱をそのまま使っていたため、ビックリするくらい太りました(笑)
そんななかで初めて卵焼きを作りました。最初は酷いもので、焼き過ぎてバラバラになってしまったり、逆に固まらないまま巻き取ろうとしてスクランブルエッグになってしまったりしていました。それでも一ヵ月ほど火加減や焼き加減、砂糖(私は甘い卵焼きで育ちました)や牛乳の量を試行錯誤しながらなんとか形になっていきました。このとき久しぶりに「出来るようになる」という感覚を思い出しました。
今ではこの出来るようになったことを今はやらないと逆にいつも通りに過ごせなくなってしまいました。いわゆる「ルーティン」というやつですね。
この感覚を、勉強を通じて生徒の皆さんにも味わってもらえるように日々精進していきたいと思います。