耕知塾コラム

2021.09.04

皆さん、耕知塾の新谷です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。

　夏期講習も終わりホッとしているのも束の間、9月の中旬からは中間テストが始まります。中学生の皆さん、2学期も気を抜かずに頑張っていきましょうね。
　昨年の春は新型コロナウイルスの影響で、小・中学校が3か月間休校になり、学習の進度が懸念されました。その授業の遅れを取り戻そうと去年は駆け足で学習内容を進んだ学校もあるようです。そして、本来は3か月間かけて学ばなければならない学習内容のいくつかが未定着のまま学年が上がってしまったために、勉強で苦労している生徒も多くいると思います。
　今年の夏期講習では特にその点を考慮に入れてカリキュラムを立てました。例年の夏期講習の授業の進み方にプラスして、定着していない内容の復習に時間を大きく割くため、かなりの時間を勉強に費やすことになります。そのため、まず学校の夏休みの宿題を7月26日までに終えるようにと生徒たちに伝えました。塾で夏期講習が始まると、学校の宿題をやる時間がなくなってしまうからです。そして、多くの生徒が読書感想文や自由研究以外の、ドリルやワークを7月中には終えていました。また、講習期間中はある程度「量」もこなさなければなりません。授業では「先生の説明」はポイントを絞って短くし、問題演習の時間を長くとるように心がけました。例えば、小学6年の算数では、理解・定着の浅かった「割合」と「速さ」を中心にたっぷりと時間をかけて取り組みました。特に単位換算の苦手な生徒がいたので重点的に復習した結果、抜けていた学習内容もだいぶ埋まり定着したと思います。
　耕知塾生の皆さん。夏期講習で勉強したことはこれからの勉強につなげていくものです。少しでもわからないところや未消化の単元があれば、どんどん先生たちに質問してください。そして、「もっと勉強したい」という生徒も耕知塾の自習ルームも日曜日以外は利用できますから、毎日使ってほしいと思います。