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2021.08.27
皆さん、耕知塾の小池です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
【小さな哲学者の格言ノート No.8】
「Great minds have purpose, others have wishes.(偉人は目標を持つ。そうでない人(凡人)が持つのはただの望みである。)」
―Washington Irving(ワシントン・アーヴィング)
毎年のことですが、生徒たちの夏休みの過ごし方を見ていて、人生において、「目標」を持つことと、目標を達成させるための「計画」を立てることは重要だと認識させられます。
よく、計画を立てて安心した気持ちになるから、計画を立てても無駄という人がいますが、上記のアメリカの作家・アーヴィングの調査によれば、歴史上の偉人たちは明確な「目標」と長期的な「計画」を持っていたそうです。
こうした偉人たちは「ここを目指す」と「目標」を決めて、(そこに到達するために)「いつ何をしようか」とか「どんなことをしなければならないか」とかいった計画が立てるため、最後には高い「目標」を達成することができる、というわけです。
ただし、偉人たちのすごさは50年計画や100年計画というレベルでの「計画」が立てられるという点にあります。
そのような長期的な「計画」が立てられていたからこそ、短期的なスケジュールを立てることができて、「今何をすべきか」という最適な時間の使い方がわかっていたんだと思います。
一方で、凡人は目指す「目標」が決まっていない(決められない)ため、どちらへ進んでいいのかわからず、同じような日常をグルグル回って一生を終えてしまうのだそうです(凡人には、耳の痛い話ですね)。
アーヴィングの話をまとめると、偉人は将来の「目標」のために、時間を「投資」して、凡人は今の楽しみのために、時間を「消費」する、ということになりそうですね。
「時は金なり(Time is Money)」とは、まさにこのことです。
※ワシントン・アーヴィング(Washington Irving, )は19世紀アメリカの作家。