-
-
2025.02.01
皆さん、耕知塾の小池です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
【小さな哲学者の格言ノート No24】
「Risky to change. Riskier not to change(変えるにはリスクが伴う。変えなければより大きなリスクが伴う」―ジョン・ヤング
今日は2月1日です。
新年が明けて、早くも1ヵ月が過ぎてしまいました。
皆さんは「日々、何となく生きている」と思ったはありませんか?
学校生活、友だち付き合い、部活、委員会活動など…日々の生活に流されて、「(いつの間にか)そうなっている」人生になっていませんか?
アメリカのオンラインストレージの会社Dropboxの創業者アンドリュー・ヒューストン(Andrew W. Houston)の話です。
人の人生が80年だとすると、日数に直すと「3万日」です。
ある日、彼はすでに9000日も消費していたことに気づきました。
何も成し得ることなく、流されて人生の3分の1の日数を消費していたことに愕然しました。
彼はそこから人生の目標を決めました。
そして、自分に残された日を、その目標を成し遂げるために使うことに決めたそうです。
今月10日からは私立高校入試がはじまり、21日には都立高校入試があります。
来年受験の現中2生(だけでなく中1生も)は、現中3生のことをよく見ておいてくださいね。
自分はどんな高校へ行きたいのか?―「みんなが高校受験するから」という理由で流されて受験する人と自分の目標を持って、自分で自分の志望校を決めている人。
前者は何となく勉強して、勉強に疲れたから「ちょっと休憩」(実は「ちょっと」ではなく数時間)、勉強したから息抜きに「スマホ」(勉強時間よりもかなり多く)と何となく時間を浪費し、後者は自分で決めた勉強量(目標)をこなし、時間の使い方=命の使い方に明確な理由を持っています。
これからどう生きたいでしょうか?
ここで決めてみてはどうでしょうか?
※ジョン・ヤング(John Watts Young)…NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士、海軍大佐。アポロ計画でアポロ号に乗り、月着陸した宇宙飛行士として有名。