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2020.10.20
皆さん、耕知塾の千田(チダ)です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着型の、そして少人数責任指導の集団塾です。昔のことわざに「可愛い子には旅をさせよ」というものがあります。それは子どもが可愛いからといって、子どもが自分で経験すべき困難なこと(昔の旅は危険が伴う、つらいものだったのです)を親が代わってやることはできない。そんなことをしたら子どもは立派な人にはなれないという意味のことわざです。
これと同じように先生も生徒の代わりに考えてあげることはできません。そんなことをしたら先生の頭は良くなるが、生徒の頭は少しもよくなりません。私たちは、長い間教える仕事にたずさわってきて、分かりやすく教えるだけでは、生徒の学力を本当に伸ばしたことにはならないということを身にしみて感じてきました。本当の学力をつけるためには、生徒に自分で自分の頭を使う練習をしてもらわなければなりません。
私たちはこのように考えて、算数、数学、国語の授業に小さな哲学者(=自分で考えることを練習してもらう講座)を導入しています。いたずらに受験勉強の先取りをするのではなく、まず考える力をじっくりつけてもらう、その力は受験に威力を発揮するだけでなく、大人になっても通用する本物の実力につながっていくもの、と確信しています。
なぜなら、入試問題が正にそうですが、世の中自体も考える土台をしっかりと持ち、それを踏まえてしっかり自分なりの答えが自信を持って出せる、そういう人物が求められていると思うからです。耕知塾は、集団授業の塾ですが、「生徒の頭が主役です‼」を大方針に、生徒の頭を動かす、そんな訓練の場となるべく、講師陣も切磋琢磨しています。是非、ご期待下さい。