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2020.09.30
皆さん、耕知塾のハガキこと野々垣(ノノガキ)です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着型の、そして少人数責任指導の集団塾です。突然ですが、なんだかAIがすごいことになってるみたいです。我が教育業界もその例にもれずのようで。例えば、ハイジをCMで起用している(?)家庭教師の〇〇さんは大学受験ではありますが「5年分の過去問独自データを食わせた、入試問題的中AIで最短合格を実現!」とうたってます。あのCMのインパクトもあり、なんだかすごそうです。
でも、現場にいる者としてはまだまだAIには負けるつもりはありません。ひとつは生徒のやる気の問題。AIについては、まだ知らないことも多い私ですが、単純な疑問が1つ。それは、「どうやって生徒をやる気にさせるの?」ということ。耕知塾では様々な手段を使ってやる気を喚起します。大事なのはやはり授業。授業の中で勉強する雰囲気をどんどんつくっています。「生徒の頭が主役」の授業は生徒の主体性を促す授業となります。それをどんどん極めていく。その経過の中で特に演習を大事にし、生徒の手がばんばん動くようになればしめたものです。
そしてそんなやる気喚起策の中でも目玉の1つが「本気の面談」。1時間を超えることもザラの耕知塾の面談。例えばこんなことが…。先日、中学生の女の子との面談でした。こちらから見ると間違いなく勉強が前に進んでいるように感じていましたが、本人にはその実感はないようでした。そこで、塾では「もっと自信を持っていい。やればできる。ただ、今は非常に消極的。例えば、気付いて欲しいは間違い。困ったら自分から質問できないと、それはいけない」、とはっきり伝えました。そして、その生徒はもう少し様子を見ようということで体験授業を延長することとしました。そして、約1か月後再度の面談。そこでも、本人は3分ほどの沈黙。長い沈黙、ひたすら待ちました。本人の主体性を促した手前、こちらからけしかける訳にもいきません。そして、本人の口から「塾で頑張ります」という言葉がでてきました。塾としても、とても、とても嬉しい瞬間でした。
こういったことがAIにできるとは思えません。私は色々な本気が物事を動かしていくと信じています。塾としても、野々垣としても生徒に負けじと1日、1日精進していきたいと思います。ご期待下さい!!