耕知塾コラム

2020.01.11

皆さん、耕知塾の新谷です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。

　普段は塾の宿題もちゃんとこなし、真面目に授業を受けている生徒ですが、定期テスト前になると変な勉強を始める生徒が出てきます。提出するためにあわててワークを終わらせようと必死になったり、歴史の教科書の太字で書かれているところだけを丸暗記したり……。その方法で良い点数がとれているのならまだしも、点数が上がっていないのにもかかわらず、そういう勉強にこだわるのには疑問が残ります。耕知塾では上記のような「間に合わせの勉強」はオススメしていません。

　では、定期テスト対策としてどういう勉強をしたら良いのでしょうか。それは、「毎日ちょっとずつ勉強」することです。例えば、今日の英語の授業で「Lesson３－Ａ」をやったとしましょう。学校のワークで「Lesson３－Ａ」にあたるページは何ページあるでしょうか。２ページぐらいですね。では、２ページをこなすのに何分の時間がかかりますか。10～15分程度でしょうか。それくらいはその日のうちにやってしまいましょう。少しの勉強を1か月間もためこんで、1週間で片付けようというのがそもそもの間違いなのです。

　「毎日ちょっとずつ勉強」することによって、テスト1週間前にテスト範囲の80～90％の勉強がひと通り終わっているとしたら、どれだけ気が楽になるでしょうか。前回の期末テストは「間に合わせの勉強」をやってしまったが、今回は「毎日ちょっとずつ勉強」したから大丈夫だ、と自分で自分を評価することができますね。でも、「ちゃんと準備はしたけれど、本当にテストのときに正しい答えを書けるかどうか」は別問題です。１週間前はそのチェック期間だと思ってください。忘れてしまったところをもう一度覚えなおし、解き方がわからない問題は学校や塾の先生に質問する……。そういう勉強で1週間を過ごすと、さらに自信が深まり、テストの結果も良くなるはずです。

　皆さん。3学期の学年末テストは「間に合わせの勉強」から「毎日ちょっとずつ勉強」に切り替えてみてください。