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2020.02.26
皆さん、耕知塾の千田です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
突然ですが、ものごとには核心(ポイント)があります。勉強においてもまた然りです。ポイントを押さえていない勉強は、労ばかり多く益するところが少ないです。各教科には「結局、ここがわかればよい」という最重要ポイントがいくつかあり、そのポイントをいかに絞り込むか、いかにわかりやすく説明するか、それがまず私たち教師に要求されていることだと思います。すると、一見難しそうに思えることをそのまま教えるのではなく、教師の頭というフィルターを通して生徒が理解できるシンプルな形にする。そして、それを印象に残る形で生徒に説明する、ということが私たち教師が心がけなければならないことだということになります。そして、この場面で集中的に頭を使わなければならないのは、教師の側です。
でも、更に私たち教師が心がけなければならないことは、生徒にも自分の頭を使ってもらうことだと耕知塾は考えます。何でもかんでもわかりやすく教えればいいというものではありません。生徒たちが自分の頭を使って考える余地を残しておかなければなりません。わかりやすく説明できない教師は論外ですが、何でも説明してしまえばよいというものではありません。
耕知塾の大方針は「授業内解決」です。それは、大量の宿題を出して、家庭学習で何とかしてもらおうというのではなく、授業内で「先生の話わかる」から「自分でできる」まで持っていこうというものです。生徒たちが本当に「わかった」と実感できる瞬間、それは「先生の話がわかった」うえで自分でやってみて「できた」と思えた時です。
…でも耕知塾では、宿題がないというのではありません。「わかった、できた」を定着させるための練習はやはり必要ですから。