-
-
2024.03.08
皆さん、耕知塾の新谷です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数制責任指導の集団塾です。
3月1日に東京都立高校の一般入試の合格発表がありました。今年度の都立入試は倍率がとても高い高校が多かった印象でしたが、みんな一生懸命に頑張ったと思います。
話は変わりますが、3年前に耕知塾を卒業した高校3年生がたまに教室に遊びに来てくれます。中学生の時と比べて顔つきも言葉遣いもずいぶんと大人っぽくなり、4月からの進路先についてたくさん話をしてくれます。その話の中で驚くのは将来の夢について語ってくれることです。中学の時はぼんやりとしていた自分の将来を高校の3年間でじっくりと考えたことが、進路先につながっていることがよくわかります。この生徒は「充実した高校生活を送れたのだな」「精神的にも大きく成長したな」と感じることがあり、私はうれしい気持ちでいっぱいになります。
高校入試は終わりましたが、毎年この時期に思うことは「高校入試は一つの通過点」であることです。第一志望の高校に進学したからといって3年後も希望の進路先に行けるわけではありませんし、第一志望に受からなかったからといってその後の人生がうまくいかないわけではありません。高校3年間を通して「何を学ぶか」「何を経験するか」を考えることの方がはるかに重要なことだと私は思います。
今回の高校受験を通して中3生の皆さんは収穫も課題も見つけられたはずです。その収穫や課題をどう高校生活に結びつけていくか。そのことを心に留めて高校生活を送ってほしいと思います。