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2024.01.27
皆さん、こんにちは、こんばんは。耕知塾の丹野です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
2/1からいよいよ東京の私立中学校の入試が始まります。12月ごろからすでに千葉県や埼玉県の入試はスタートしているので勢いそのままに挑んでもらいたいです。
受験生の「顔」なんてものがあるとしたら、だいたい10月ごろになってやっと見られるようになりました。それまでは「本当に大丈夫か!?」とやきもきしながら見守っていました。今は不安と戦いながら最後の詰めを行っていることでしょう。
今回はとある生徒のお話。
その生徒は、5年生の初めのころから中学受験クラスを開始しました。国語では文章が全く頭に入らず悶絶し、社会では授業中、頭の上に「???」が本当に浮かんでいるかの表情でした。理解してもらおうと、たとえ話で言い換えるとかえって「????」が増えてしまって毎回わたし自身も試行錯誤でした。もちろん6年生の最初の首都模試も散々な結果でした。
様子が変わってきたのは6年生の8月頃。「この学校に行きたい、何をすればいい」と言い出しました。目標ができるというのはこうも人間を変えるのか。授業ごとに表情が変わり、ときには少し戻り、めきめきと力がついていきました。最終的にその生徒は初回の模試の偏差値から10ポイント以上も上げました。
まだ結果は出ていませんが、この頑張りはひとりの人間として本当に尊敬します。