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2022.02.27
皆さん、耕知塾のハガキこと野々垣(ノノガキ)です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着型の、そして少人数責任指導の集団塾です。
今年度も残りあと少し。中学受験に続き、都立高入試が終わり、これでやっと一息つける~、と思いきやそうは問屋が卸さないのが塾業界。今は、3月1日の新年度開講に向けて鋭意準備中です。今回は、その1つでもある国語科会議のご紹介をしたいと思います。
まず、今回の参加者は、総勢5名の国語講師に、なぜか理系講師のノノガキも。そう、私、国語は全くのど素人。でも、興味本位で(??)参加したのです。その感想はただ一言。「他教科の会議って楽しい~~」です。なぜなら、耕知塾の会議は、結構喧々諤々だから。例えば、
A講師:「知らない言葉が3割あると、文章そのものを読み取ることが難しそう。皆さんはどう対処しているか?」
B講師:「知らないのが3割という考え方より、7割はわかっている、と講師側は考えるべきでは。あくまで講師がやるべきことは、『本気でやる雰囲気』を作ること。その雰囲気があれば、残り3割は類推できる」
などです。そして、やはり教科を超えた共通点も。それは「生徒の頭をどう動かすか」。例えば、馴染みの薄いアフリカの文章の場合、ある程度事前知識を注入すべきか。ただ、その場合、どうしても生徒の頭を講師が誘導しがちになるのでどうしたものか?など、教える側の悩みもみんなで共有しあいました。そして、やはりその時々の生徒の様子を見ることが大事、という、教科を超えた原点も確認できました。
以外に塾講師をしていると、孤独だなと感じることもあるのですが、こんな若手もベテランも関係なく議論できる会議はやはりやるべきだと改めて感じた次第。そして、理系も負けていられないな、と密かに(?)闘志を燃やすノノガキなのでした。来年度も乞うご期待!