生徒の頭が主役です!
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  • 耕知塾
  • 2019.11.01

    皆さん、耕知塾のハガキこと野々垣(ノノガキ)です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。

    算数の頭の動かし方をお伝えする当連載。そもそもどうやって頭を動かすのでしょう?それは1を基準として考え数の感覚を養い、使っていくことです。そして、今回は小数編です。

    そもそも小数ってどんな数なのでしょう?そう、「より小さい数」です。やはり1を意識するのです。そして、その小数をしっかり理解できているかがわかるリトマス紙的な問題がこちらです。

    Q:計算をせずに答えが37より小さくなるものをすべて選べ。

    ア37×1.11 イ37×0.99 ウ37÷0.8 エ37÷12

    (解説)こちらはまず左側の数が全て37になっています。これはすぐ気づけますよね。そして、アとイはかけ算。かけ算の意味は「積み重ねる」です。ですので、アは37を1.11倍にして積み重ねる、つまり37を1個よりは膨らませて積み重ねますので37より多くなります。同様に考えるとイは37を0.99個、つまり少しけずって積み重ねますので37より小さくなります。

    問題は、ウです。私の経験上これも小さくなる、と答える生徒がとても多いです。それはなぜでしょう?それはイが0.99で1より小さく、ウも0.8と1より小さいため、かけ算とわり算の違いを意識することなく同じと考えてしまうからです。そういうお子様はパターンで解いてる可能性があります。注意しましょう。ちなみにわり算の意味は2つあるのですが、ここでは「何個入るか」です。つまりウは「37の中に0.8が何個入るか」。当然、1より小さい数ですので37個よりはたくさん入りますよね。つまり大きくなる。同様に考えればエは小さくなる。つまり、解答はイとエです。たった1問ですが結構深い問題だと思います。それでは今回はここまで。よろしければ次回もお付き合い下さい。

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