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2019.10.18
皆さん、耕知塾の野々垣(ノノガキ)です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。まずは、この度の台風19号で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。正直、ニュースを見て愕然としております。1日も早い復興を祈っております。
そして、新HPの開設とともに始まった当コラム。コラムでは色々なことを取り上げます。今回はその中でも苦手教科の攻略法、その第1弾算数です
なぜ、算数は苦手な人が多いのでしょうか?それは、頭の使い方=コツ、を知らないからです。ひたすら計算、それでも文章題は解けない。これでは嫌にもなりますよね。そんな皆さんにハガキことノノガキがコツを伝授していきますよ~。
算数で最も大事なコツ、それは「最も大事な数は何か?」をきちんと意識することです。その数はずばり1。理由は「1は基準」だからです。算数的な考え方が常にできているかどうかはこれに尽きます。そして、そのリトマス紙的な問題がこれです。
Q:ある車は3Lのガソリンで21km走ることができます。同じ車が8Lのガソリンを積んだ時、何km走れますか?
これを20秒以内に解けた人、その人は算数的な考え方ができていると思われます。それ以上かかる人は、少し危ないです。そして、解けない人は「1L(あたり)だと何km走れるか?」と問題を変更して下さい。そのヒントでも解けない場合、正直かなり算数の力が怪しそうです。
これは「1を基準」に考えれば、まず21÷3=7km(1Lあたり)となります。そして、今回は8L、つまり1Lの8倍のガソリンを積んでいますので、答えは7km×8=56kmとなります。
大人から見ると非常に簡単な問題ですが、この問題が解けない子供が一定層います。大人の1人としてその事実から目を背けてはいけない、と考えています。このコラムではこの「算数で最も大事な数は1」をテーマに何回か連載していく予定です。よろしければお付き合い下さい。