生徒の頭が主役です!
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  • 耕知塾
  • 2024.06.15

    皆さん、こんにちは、こんばんは。耕知塾の丹野です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。

     

     

    どんな情報でもすぐに手に入れられようになった現代で果たして「暗記」には意味があるのでしょうか。ぼくや保護者の皆様が学生だったころと比べると状況は大きく違います。いま現在の当事者である生徒たちにとって「暗記」≒「無意味」となっているのではないでしょうか。

    「暗記」という言葉から少し視点をずらしてみましょう。言葉を「知っている」に言い換えてもう一度先の疑問に立ち返ればもう少し違う感覚が生じてくるかもしれません。

    「知らない」が多いことによる、弊害は容易に想像できますね。

    生活が苦しかったらどこに相談に行けばいいのか。

    仕事先で理不尽な境遇にあっている。

    学校の課題がどのようなもので、提出期限はいつなのか。

    自分に降りかかってくる苦難に対して「知っている」は大きな武器です。突き詰めていけば、情報に触れることのできる手段を知っているということでも武器になります。

     

    逆に自分への被害だけでなく、「知らない」は加害の可能性もあります。むしろ、こちらの方が問題の重要度が高いのではないでしょうか。

    コロンブスが類人猿を教育している姿が微笑ましいと言わんばかりの映像を作ってみたり。

    どこかで聞きかじったいかにもセンセーショナルな言葉を相手にぶつけてみたり。

    人類がここまで積み上げてきた約束をまぜっかえして、さも新しい視点と言わんばかり威張ってみたり。

    見た目が自分たちと違うだけで嘲笑してみたり。

    「知らない」だけならまだしも、開き直りまでセットになったときにはもう目も当てられません。

     

    ひとえに暗記と言っても、ただ字面を頭に入れているうちは意味もないし、苦痛でしかないでしょう。そこには必ず「経緯」や「意味」があります。それらを無視してしまうのは、ぼくから言わせれば非常にもったいないです。

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