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2023.12.02
皆さん、耕知塾の大澤です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
皆さんは植物が好きですか?私は昨年長野県から引っ越してきてから、自室の観葉植物が本当に良く育つので、毎日その緑に癒されています。都内の冬は長野県に比べると暖かく、観葉植物には良い環境のようです。
以前私は観葉植物を見て買い込んでもうまく世話ができず、中には枯らしてしまうものもありました。
植物を育てるということは、毎日気にかけ、しっかり日々の様子を観察して、季節や温度に応じて水や日当たりを調節するということです。肥料を与えたり、病気等に気を付けることももちろんですが、やはり毎日の当たり前の世話が一番ダイレクトに植物の元気につながるような気がします。
一見簡単そうなことですが、自分のことにばかり夢中になっていると案外すぐ植物に向ける注意にムラがでてしまいます。すると植物も元気がなくなり、悪くすると枯れてしまいます。
子供たちに対する対応も、どうしても授業のパフォーマンスや自分が何を言ったかということに気をとられてしまいますが、一番大事なことはいかにその子供をよく見て気に掛けるかということのような気がします。
それは人目を引かない、地味で分かりにくいことですが、それが本当にできるようになることは並大抵のことではないと最近思います。
なぜならそれは自分を一番に考えていたらできないことであり、日々の小さく地味な積み重ねをすることでしかできるようにならないことだからです。
今日もダメだった、いや今日は良くできたと授業の結果に一喜一憂して、あまりの進歩のなさに投げてしまいたくなる時こそ、一日一日を積み重ねるしかないと自分に言い聞かせています。