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2021.08.08
皆さん、耕知塾の丹野です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
毎日毎日、暑い日が続いていますね。
ぼくは、毎年夏が来るたびに「夏って、こんなに暑かったっけ」と訝しんでいます。
加えて、近年は年齢を重ねるごとに体力の低下を感じつつも、なぜかのんびりと身構えております。
さて、今回は夏期講習中のコラムということで、それらしい話題でいきたいと思います。
「勝負の夏!」というのは、擦りに擦られている標語ですよね。いかにも抽象的な表現で、いったい何が「勝負」なのかよくわからないまま使っていては、格好悪いのでぼくなりの考えをお伝えしていきます。
夏期講習にどういった意義を置くのか、ぼくは「体力づくり」だと考えています。
何事にも「体力」というのは必要で、スポーツ的なものから、読書、映画鑑賞、ものづくり、数多の人間活動にはエネルギーを使わねばなりません。ぼく自身、最近映画を通して観る体力がなくなってきて本当に悲しい気持ちになっています…。
さて、話を戻します。
勉強するのにも、もちろん「体力」が必要です。授業受ける体力、内容を理解する体力、わからなくてもわかるまで食らいつく体力、問題を最後まで解ききる体力。これらは、勉強に触れずして獲得出来るものではありません。そして、より濃くより長く勉強に浸ることで身につくものではないでしょうか。
塾は学校とは違い、「勉強のことだけ」を考えることができます。こういった環境はなかなか自分一人で作り出すのは難しいです。
そして、この夏で身につけた「体力」を梃子にすれば、2学期の学校生活に戻り、受験生は本番に向かって歩み続けることができるとぼくは信じています。
夏期講習の残りも、どっぷりと勉強に浸かれるような場を整えておきます。生徒の皆さんも利用できるものはとことん利用して、しっかりとした「体力づくり」をしていきましょう。