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2023.05.15
耕知塾の白井です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
さて早いもので、5月も半ばを過ぎ、エアコン掃除の季節がやってきました。金町教室には全部で9台のエアコンがありますが、いきなり冷房や除湿を稼働させて、冬に増殖したカビだらけの空気を吸引させるわけにはいきませんし、きちんと冷えるかどうかも心配なので、稼働確認も含め、毎年この時期、週に2~3台ずつの掃除をしています。
今年はゴールデンウィーク前から急に気温の高い日が数日あったので、例年よりも早めに準備を始めました。
現在6台のエアコン掃除が終わったところです。確かに掃除もするのですが、どちらかというと補修作業がメインです。というのも、全体的に年代物の古いエアコンが多いため、経年劣化によるプラスチックパーツの破損が年々悪化しているからです。擦り切れたフィルターに網戸のネットを縫い付けてみたり(家庭科)、折れたり欠けたりしたパーツを繋いだり盛ったり削ったり(美術)、技能教科のスキルを駆使して補修した結果、今年も問題なく動かせそうでした。
他にもサーキュレーターの埃取りや加湿器のフィルター掃除など、気にかければ(保健)いろいろな家電には、大小様々なメンテナンス作業(技術)が満ちています。気にしなければ気にならないまま過ごせてしまうものではありますが、こまめなメンテナンスによってそれらの稼働寿命を延ばすことで、経営的に言えば経費の削減(公民)、長い目で見るとSDGs(社会など)に繋がったりします。
家電だけでなく、人間の体も年を重ねるごとにこまめなメンテナンスが必要ですね。
以前自転車での走行中、飛び出してきた人を避けた際、酷く転倒して鎖骨と筋肉を痛めてしまいました。ただ、鎖骨回りというのは手術が相当に難しい場所になるため、メスを入れることができず、首付近一帯に問題が生じていたのですが、背筋や肩甲骨、また脇の筋肉の可動域を広げたり鍛えたりすることによって、鎖骨や肩、腕の働きを補えるようになってきました。リハビリ担当してくれている理学療法士さんの説明を聞きながら筋肉組織図を見ると、なるほどそのような補い方ができるように筋肉や骨が人間の体もうまく出来ていると感心します。無意識に使っていた筋肉に頼らず、意識も向けていなかった筋肉に頼るのは、なかなか難しいものですが、これも一つのメンテナンスと思って、習慣化を図っているところです。
習慣化といえば、だんだんと自習に現れる生徒が増えてきました。はじめは短い時間、週に1度、授業前だけ、など、それぞれ自分に続けられそうなペースを模索しながら顔を見せてくれています。いずれ座敷童のように「いつもいる」になっていく生徒が一人でも多くなるよう、全力で見守り、支えていきますので、ちょっと困ったあたりでぜひ顔を出してください。お待ちしています。