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2024.05.25
耕知塾の白井です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
5月ももうすぐ終わりにさしかかり、夏至まであとひと月を切りました。
我が家の近所にある小学校では先週の土曜日に運動会が終わりましたが、生徒たちの日程表を見る限り、今週来週の土曜日には中学校で運動会が多く行われるようです。
自分が小学生の頃は運動会と言えば秋のもので、お弁当の後には青いミカン(皮がまだ緑色のミカン)を食べ、午後の種目に飛び出していくのが定番だったような覚えがあります。
というのも、10月10日がかつての体育の日(今はスポーツの日)であり、この祝日の制定理由が「1964年、東京オリンピックの開会式が行われた日だったから」ということもあって、運動会とは「スポーツの秋」のものであるイメージが強かったのです。
しかしここ12年、干支がぐるっと一周する間に、周囲の小中学校の運動会がことごとく5月開催になってきました。家人の母校も今年とうとう9月からこの週末に変更となったそうです。これは果たして何故なのだろうかとうっかり好奇心が爆発し、go○gleに「運動会 5月 なぜ」で聞いてみた結果がこちら↓
「10月に比べると5月は晴天の日が多く、『運動会』に適した時期といえます。また、10月開催となると、『運動会』の練習が9月に行われることになります。9月はまだまだ暑い日が続くため、練習中に熱中症にかかる危険性があります。ところが5月に開催となれば、練習が4月になるため、熱中症にかかる危険性は回避されるのです。(共栄火災海上保険株式会社webサイト お役立ち情報ものしり帖のページより一部抜粋)」
「9月から10月はまだまだ残暑が厳しい地域もあり、運動会の最中に熱中症によって救急搬送される事故が相次いで発生。
こうした事態を防ぐため、“気候的に熱中症の心配がない”春が適していると考えられるように。
また、秋は台風や豪雨なども多く天候が崩れがちですが、春は比較的穏やかな天候が多いといった側面も『春開催』に拍車をかけることに。
何より、9月以降は『受験』を控える生徒たちにとって大切な時期ということもあり、運動会よりも勉強をさせたいと思う学校やご両親も多く、昨今では秋ではなく春に行う学校が多いとされています。 (tenki.jp 運動会の季節が秋から春になったのはなぜ? 時代や地域によって異なる運動会のあれこれ ページより)」
……どうやら最近何かと話題にのぼる、気候変動の影響が大きいようです。
確かに近頃の9月上旬はまだまだ残暑が厳しい時期。真夏日通り越して猛暑日の日も珍しくありませんし、10月上旬に至っては台風が間なしに上陸する季節でもありますね。
もしかしてこのまま気候変動が続いたら、5月を通り越えてGW以前、入学即運動会とか、卒業式直前運動会! リレーのバトンは卒業証書!! ……とか言う日がくるのではないかとどうしようもないことを考えたりもしましたが、これ以上気候変動が進まないよう、授業で扱うばかりでなく、自分自身も出来る対策をしていこうと改めて思った出来事でした。
気候変動については、理科や社会、国語の説明文や英語の長文以外にも、技術・家庭科、保健体育などでも扱いますね。
技術・家庭科、保健体育……?
期末テストが近づいてきましたね?
準備はいかがですか??
自習教室でお待ちしています。