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  • 耕知塾
  • 2023.10.21

    耕知塾の白井です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。

     

     

    二十四節気もはや霜降を迎える時期となりまして、庭のキンモクセイも満開になりました。うっかり半袖でも過ごせてしまうような日中の暑さとも、ようやくお別れできそうな気配です。

     

     

    そして秋と言えば過ごしやすい気候のせいか、食欲、スポーツ、芸術…等々「○○の秋」という言葉が多くあります。今回白井がおすすめしたいのは「読書の秋」、特に物語やエッセイの読書をお勧めしてみます。「そんなこと言われたって本を読むだけで成績が上がるわけじゃないし……」と言われてしまえばその通りかもしれませんが、物語やエッセイ等を読むと説明文や論説文を読むときとは違い、人の経験や感情の揺らぎ、そして何よりも「己の感情を言語化するための言葉のストック(=語彙、といいます)」を多く得られるように思うからです。

     

     

     

    皆さんは今までに、教科書やその副読本を、また読書感想文などで課題図書を嫌々ながら、読んだこともあるでしょう。そんな状況で読んでいても、登場人物に起こった出来事やそこで起こした行動、そこで考えたことやセリフなどに「えっ、そんなことある?」とか「どうしてこういう風に考えるんだろう」とか「もっとこうしたらいいのに…」など、字を追うスピードが揺らいだことはありませんか?

     

     

    紙面の文字を淡々と追うだけではない、書かれた内容に心動かされたその経験は他の誰でもない、あなただけが得た、かけがえのないものです。そして心が動かされれば動かされただけ、同じように心動かされた人と、気持ちの高ぶりをぶつけ合いたい、感想を語り合いたいと思うことがあるかもしれません(読書にかぎらず、映画や動画、マンガやゲームのシナリオでも同じことを思うかもしれませんが)。

     

     

    ただ、その「感想を語り合っ」たり「SNSで話題にし」たりしようと思ったとき、自分の心が抱いている形のないものを、本当にその通りの形で誤解なく相手に伝えられるか、と言えば、それは意外と難しいことが多いのではないでしょうか。文章を読んだとき最初に受けた衝撃や感動、吹き上がった思いの熱量そのままに相手へ伝えることができたら、もっと同意されたり、違う視点からの面白い見方を教えてもらえたりすることができるかもしれないのに、です。

     

     

    自分の中にない言葉を増やすには、本や文章を読み、同じような状況に置かれた登場人物の気持ちを表した言葉に触れ、「なるほど、こういう表現があるのか!」「そうそう!これだよ!! 自分が思ったのは!!!よく言葉にしてくれた!!」という機会があってこそではないでしょうか。

     

     

    いきなり本にかかれた文字から自分のことにつなぐのが難しければ、最初は同じ本を読んだ人の感想を聞いて「(あ、同じこと考えてるんだ……。そっか、そういう言葉で表すんだ……!)」でもいいのです。人の感想を聞いて「○○さんが言ってた内容がちょっと気になる……」から読み始めてもいいのです。いくつもの文章を読み進めるうちに、いつしかあなたにのなかにいろいろな言の葉が積み重なって語彙となり、あなたにしか書けない、表現できない文章ができあがっていくはずです。

     

     

    まずはきっかけとして、国語の問題文で出題され気になった文章を一冊通して読んでみたり、好きな有名人のエッセイ、映画の原作小説など、入りやすいものから読んでみたりするのがいいと思います。その一冊を読み終えたあとには、確かにあなたの中にはそれまで知らなかった言葉が一つか二つ、語彙として増えていることでしょう。

     

     

    その新しく増えた語彙で、より正確に自分の心にあるものを、親に友達に先生に、好きな人に、そして行きたいと願う志望校にも伝えてみませんか?

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