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2024.10.19
皆さん、耕知塾の新谷です。耕知塾は金町、日暮里にある地域密着の、そして少人数責任指導の集団塾です。
2学期の中間テストも終わり、中3生は受験勉強を頑張っていることと思います。受験を4か月後にひかえたこの時期になると、慌てて苦手科目を何とかしようと勉強に力が入りますね。でも、勉強している途中で「歴史がなかなか覚えられない」「図形の問題が解けない」とイライラしてしまうことも多いと思います。模擬試験の結果にもそういうところが如実に表れてしまったりすると、余計に焦ってしまいます。
一昨日も解けなかった、昨日も解けなかった、今日も解けなかった・・・。この経験は受験勉強をする上ではとても大切なことだと私は思います。なぜなら、できなかったことをできるようにすることで、受験は乗り越えられるからです。そして、「今日も解けなかった」と自分で気づいたことは大きな収穫だと思います。今日の時点では「解けなかった」ということがはっきりしたからです。では、どうしたら解けるようになるのか、もしかしたら基本的なことを理解していないのではないか、と考えながら勉強に向かっていけます。教科書を読み直してみたり、問題集の解答・解説を一つひとつ熟読したり、具体的な行動になっていきます。これは「今日も解けなかった」という経験があるからですね。
受験まであと4か月しか残っていませんが、「4か月も残っている」と考えてください。明日が入試日なら、もしかしたら間に合わないかもしれません。でも「まだ今日は解けなかった」でも「明日には解けるようにしよう」という現在進行形の自分を、自分で評価しながら受験勉強に取り組んでほしいと思います。